English

過去の展覧会

Draws and Flows SHINKI selected by Takahiro Okazawa

オープニング・レセプションでのトーク

岡沢 高宏(以下、岡沢)
「ずっと僕が見てきた絵とはまた違う手法を、彼と出会って発見しました。その手法というのを伝えたいと思い、自分の目線で彼の作品を選ばせてもらいました。この3ヶ月、4ヶ月で彼のアトリエに何度か遊びに行ったんですが、僕も格闘技とかボクシングがすごい好きなので、彼にボクシングの雑誌を渡したりしていました。次に遊びに行ったときには、僕が渡した雑誌で彼がいつの間にか作品を描いてくれていて、そういう中で彼との関係もすごく深まっていったんです。で、たぶん、僕のその考えも彼は感じとってくれていて、またちょっと違う手法が生まれてきたんだと感じています。今回の作品セレクトは、モノトーンのものと過去に彼がやってきた(色のある)ものを、両方見ていただけたらなと思ってこの構成にしました。」

−新木さんは、これまで作品は何点くらい手掛けているんですか?
新木 友行(以下、新木)「数えてません」
ギャラリースタッフ「200点ほどですね」

−大半は格闘技を描いた作品なんですか?
新木「はい」

−新木さんはビデオを見て描くんですか?写真?それとも雑誌?
新木「本」

−それをそのまま写しているわけではないんですか?
岡沢「いろんな絡み合いとか、資料とか、写真から彼が好きな動きを選んで、それを彼なりのラインで描いていきます」

−作品は色がついているのと、白黒のと、 どっちが多いですか?
新木「(最近は)こっち」(白黒の作品を指差す)
岡沢「最近増えてきたよね」

−どっちが難しいですか?
新木「色」

−白黒の方が、より形とか動きが集中して描けるんですか?
新木「はい」

−岡沢さんの活動拠点は?
岡沢「住んでいるのは東京ですが、仕事で大阪に月に2回ほど来ることがあって、時間があればインカーブに寄らせてもらってます。隣の机を空けてくれるので、一緒に(新木さんと)絵を描いたりしています。」

−岡沢さんは新木さんの作品と、どのように出会ったんですか?
岡沢「4年くらい前に知り合いの方からインカーブの画集を見せていただいて、そこからですね。僕自身は アートにすごく詳しいわけではないんですけど、もともと絵を描くのは好きで。彼の作品に対しては好きなものと、技術的にすごいなって思うものがあって、会う度に彼の作品の進化をすごく感じます。それに対して友達として正直にその言葉を伝えるっていう、そんな彼との関係から今回に至ったんだと思います。だからいいものは「いいじゃん」とか 「もう、ヤバいね」とか「これってそうだったの」とか、 もうそれだけでテンションがあがるので。

新木「今日は、忙しいなか、来ていただいて、まことに、ありがとうございます。」
岡沢「今日は遠いところから、わざわざお越しいただき、ありがとうございました。この個展は7月25日まで開催してます。もし時間があれば再度、足を運んでいただくか、ご友人の方々にもお誘いをしていただければ幸いです。本日はありがとうございました。」